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ツール制作のヒント

映像制作
「映像制作」企業がカメラマンや動画編集などプロに外部委託するメリットとは?

YouTubeやTikTokなどのSNSをはじめ動画が大流行している今日において、企業やサービスをPRする際にプロモーション動画は大変大きな効果を発揮します。プロモーション動画を制作するに当たり、問題になるのが動画制作を外部に委託するか社内で制作するかの選択です。

動画制作を制作会社へ外部委託するメリット・デメリットについて正しい理解がないと、費用対効果に見合わない結果になりかねません。今回はそのメリットとデメリットを簡単にまとめましたので、ぜひ映像制作の際の参考にしてみてください。

動画制作を内製するメリット

動画制作を内製(社内で制作)した場合の主なメリットをご紹介します。

  • 柔軟な対応が可能

    制作途中の修正・変更、公開日時の変更など臨機応変に編集内容や進行をコントロールすることができる

  • タイムリーに動画制作ができる

    アイデアさえ出たら外注より早く制作に取り掛かることが可能。

  • 社内リソースが許せば制作本数に制限がない

    予算に関係なく欲しいと思った本数の動画を制作できる。

  • 最小限での予算設定が可能

    予算に関係なく欲しいと思った本数の動画を制作できる。

  • 撮影する商品、サービスなどを外注先に説明する必要が無い

    自社ブランドや商品、顧客、マーケティング戦略などに精通している自社スタッフによる制作が可能であるため、外注先への説明が不要。

  • 守秘義務契約書を締結して情報を外注先に開示する必要が無い

    全ての作業が社内で完結するので、自社内から情報が漏洩することがない。

動画制作を内製化するデメリット

次に動画制作を内製化した場合のデメリットをご紹介します。

  • 動画撮影・編集のスキルを持った社員を定常的に雇用しておく必要がある。
  • スタジオ費用や自社ではできない高度な技術、照明や音響などの専門外の作業など、部分的に外注する場合、結果的に高額となる場合がある。
  • 社内スタッフの人材育成にコストがかかること、またメンバーの誰かを本来の業務から外す必要がでる。
  • 動画のクオリティがスタッフのスキルレベルや保有機材によって左右される。
  • 委託する外部が制作した作品よりクオリティが劣ることがある。
  • ロケ地の手配、モデルのキャスティング、機材、テロップ用イラストや画像などの準備をするのに、時間とコストが外部より高額となる場合もある。

外部へ委託するメリット

では動画撮影・編集をプロの制作会社に外部委託するのはどんなメリットがあるでしょうか。順に紹介していきます。

  • 動画制作のタイミングでのみ費用が発生するため、定常的な人件費や機材の維持費が発生しない。
  • 企画から完成までの全てを丸投げすることも可能。
  • 自社にない斬新なアイデアや豊富な経験がある。
  • クオリティの高い動画制作、編集が可能。
  • 制作会社には動画制作に必要なすべての機材や人材がある。
  • 様々な実績を持ち、どんなケースにも対応が可能。
  • ロケハン、キャスティングなどさまざまなネットワークを有する。
  • 最新の撮影・編集機材、ソフトウェアを保有している。
  • 自社スタッフが本来の業務に専念できる。
  • 機材や撮影方法、編集技術についてのトレンドを知っている。

外部へ委託するデメリット

逆に動画撮影・編集会社へ委託することのデメリットについても挙げておきます。

  • いつでも作業対応ができる社内スタッフに比べ、修正・変更などの作業に多少時間がかかることがある。
  • 外部委託スタッフは、社内スタッフに比べブランドや商品・サービスに関する知識が少なく、理解するのに時間を要する。
  • 外注する制作会社との打ち合わせの際、作りたい内容がうまく伝わらない懸念がある。
  • 制作コストに利益を乗せる必要のない内製に比べ、外部委託の場合は制作費が高くなることがある。

内製と外部委託の使い分けが必要

以上のように社内で動画を撮影・編集する場合も、動画撮影・編集を制作会社へ外部委託する場合もどちらにもそれぞれメリットとデメリットがあります。どちらの方がいい悪いではなく、制作したい動画の種類や難易度、社内リソース、予算などに応じて判断することが大切です。

動画撮影・編集まとめ

動画を内製する場合、コストや柔軟性などのメリットはありますが、動画の内容について主観的になりすぎず客観的な視点を持ち続けることが大切です。思い入れが強すぎて、訴求したいポイントを盛り込みすぎたため、あまりに尺が長くなりすぎたり、専門用語が多くなりすぎわかりにくくなったりしがちです。

最後に、動画制作を内製するか?外注するか?ですが、動画コンテンツの可能性はまだまだ大きく広がっていくと思われます。技術スキルは益々高度化し、見る側の目も厳しくなるでしょう。クオリティとコストのバランスに留意しつつ、うまくプロフェッショナルのノウハウを取り入れながら、自社でできることと制作会社へ外部委託をする部分をうまく組み合わせながら考えていくのが一番いい方法ではないでしょうか。