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ツール制作のヒント

ツール製作のヒント
素人写真の限界

昨今どんな企業様でもコストに関してはシビアで、会社案内やHPを作る際コストを抑えるため撮影をプロに任せず、自分たちで撮影した画像をご支給していただくことが増えました。

社員様が撮影対象のことを一番わかっている。あるいはツール作りに社員様がご参加いただくことは参加意識や愛社精神の面では大賛成なのですが、写真の善し悪しが会社案内やHPといったツールの効果に直結しがちなことを考えると社員様の撮影はあまり感心できません。「撮影対象が映っていればいい」というレベルであればプロに依頼する必要はないのでしょうが、「これ欲しいな」、「ここに依頼したいな」と思わせる魅力ある写真を撮影するにはプロなりのノウハウが満載なのです。

綺麗な写真、何が違う?

  1. ズバリ、機材(レンズ)が違います

    当たりやろうと叱られそうですが、プロの機材とコンパクトデジカメとでは値段が違う!値段が違えば性能も違う!性能が違えばアガリも違う。さすがプロの機材です。

    Sample 1広角レンズで部屋の奥行き感のある室内カット

    • お部屋の広さが伝わってくる写真ですね。よくあるコンパクトデジカメで撮影してみたのがこちら。

    Sample 2標準レンズで撮った奥行きの浅い室内カット

    • 「思ったより広いカンジに撮れなかったな」なんてことはないでしょうか。

    理由はカメラレンズの違いです。

    焦点距離というのは、ざっくり「写真に写る範囲:画角」を意味したもので、よく35mmとか100mmとか「mm」でその広さを表します。コンパクトデジカメだとズームのところに「W~T」と書いてありますが、この「W」が広い画角で、「T」が狭い(望遠)画角になり、

    赤枠のところ、「35mmフィルム換算:約38mm~114mm」とありますね。このカメラでは一番広い画角(広角)で38mm程度ということが分かります。このmmの数字が小さいほど広い画が撮れるということです。

    とくに室内を撮影するときは、四方が壁ということで思ったほど後ろに下がれないので、広角レンズを使ったカメラほど空間を広く見せることができます。

  2. 時間のかけ方が違う

    サッと現場に行って、サッと撮って、となっていませんか?
    写真というのは「光」の反射で出来ているんです。つまり、お日様の高さって重要なんです。夕方しか撮れない写真や、早朝のほうが綺麗に撮れる写真、たとえ室内でも窓がある限り太陽の高さは無視できません。

    Sample 3建物の外観が逆光で陰になり、雲と電線がある

    • これは社屋の外観を午前中に撮影したものです。

    Sample 4順光で青空、電線消し込み済みの社屋カット

    • こちらが午後から撮影したもの

    午前中のカットは、建物が陰となりなんとなく古く元気がないように見えませんか?「順光」「逆光」という言葉を聞いたことがあるでしょう。つまりお日様の光を背に受けながら撮影を行えば、撮影対象は陰にならず空の色もきれいに青くなります。さらに、どうしても撮影当日の天気の影響で雲が多い場合や不要なものの映り込みなどは、デザイナーが雲や不要なものを消し込むなどデジタル処理を組み合わせることでさらに完璧な仕上がりが望めます。

  3. カメラの設定や小道具の使い方にもプロの技が満載!

    たいてい失敗した写真を見ると、カメラ任せ(いわゆるオート)で撮られていることが多いんです。
    カメラは写真と撮る時に「ちょうどいい明るさ」になるよう自動で光の量を調整します。つまり撮影しようとしている「空間が暗いのか」、撮影しようとしている「ものが白いのか」まではカメラに判断できないのです。

    Sample 5白い壁、白い床だが部屋全体は暗めに映っている室内カット

    • この場合はオートのモードではなくマニュアルで露出補正を行います。

    Sample 6露出補正を行い、適正に映った室内カット

    • さらに内臓ストロボを直接当ててはいけません。標準的な内臓ストロボは5m前後までしか光が届きません。またこのストロボでは1mのところは光が強くなりすぎます。

    Sample 7ストロボが当たる部分がテカってバックが暗い人物カット

    • こんな時プロは撮影対象とストロボとの間にトレッシングペーパーなどの紗幕を張ります。これにより直接では強すぎる光を弱めつつ分散させ、ふわっと全体的に明るくします。また遮幕には影の出方をマイルドにする効果もあります。

    Sample 8適正に全体がフワッと明るく撮れている人物カット

    • カメラを手持ちするのではなく、三脚を利用するのも大事なテクニック。絞りだけで画質を調節するのではなく、シャッタースピードを利用するのにはブレ防止のため三脚は必須です。

  4. 「何のための写真か」を考えて撮る

    社員様による素人写真より、プロによる撮影がいかに大切かをご説明してきましたが、もっと大事なことがあります。「何のための写真か?」を考えることです。

    通常私たちが撮影にお邪魔する場合、カメラマンだけではなくディレクターが同行してカメラマンに細かく撮影の指示を行います。どのページ、どんな項目の文章とともに掲載するのか?撮影のテーマは、構図作り、そこに込める意図などをカメラマンに説明し、カメラマンは、それに最適なカットを持てるテクニック、ノウハウを駆使して撮影するからこそ、出来上がった写真は見る者の魂を震わせる写真になるのです。

    Sample 9ライン全体の規模感を伝える製造ラインの写真

    • たくさんの設備があるなぁということは伝わります。

    Sample 10ライン越しに真剣な社員さんが写っている製造ラインの写真

    • 社員さんの熱意、ものつくりの姿勢が伝わってきませんか?

    この「何のための写真かを考える」「写真に意図を込める」ことがなかなか簡単ではないのが、私たちが「コスト抑制を目的に自分たちで撮影してしまおう」に積極的に賛成できない理由です。

  5. まとめ

    写真撮影をプロに任せることで、出来上がりのクオリティー、ひいてはツールの効果に大きな差が生じます。コスト抑制が主たる目的であれば、印刷用紙や加工の見直し、部数の最適化などトータルでのコスト抑制などぜひ弊社担当にご相談ください。

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