2026年08月12日社史・周年ツール
周年記念映像の基礎知識|役割・種類・制作のポイントを解説
なぜ企業は周年記念映像を制作するのか

周年映像が果たす役割
周年記念映像は、企業の歩みを映像として残すだけではなく、企業理念や価値観、未来への想いを伝えるための重要なコミュニケーションツールです。写真や文章だけでは伝わりにくい「雰囲気」や「想い」を表現でき、見る人の共感や信頼につながります。
- 企業理念や価値観をわかりやすく伝える(企業らしさや想いを映像で表現)
- 歴史と未来を一本のストーリーでつなぐ(歩みと将来のビジョンを印象的に伝える)
- 共感や信頼を生み、企業価値を高める(感情に訴え、ブランドイメージを向上)
- 周年事業の象徴となるコンテンツを残す(記念の瞬間を長く受け継ぐ企業資産になる)
記録だけではない企業ブランディング効果
周年記念映像は、企業の歴史を記録するだけでなく、理念や価値観、ものづくりへの姿勢を印象的に伝えられるブランディングツールです。企業らしさを映像で表現することで、取引先や求職者、社員に共感や信頼を生み、企業価値の向上につながります。
社内外へのメッセージ発信につながる
周年記念映像は、社員への感謝や企業理念、未来へのビジョンを社内外へわかりやすく伝えることができます。社内では、会社の歩みや目指す方向性を共有することで一体感や誇りを育み、社員のモチベーション向上にもつながります。社外では、取引先やお客様、地域社会へ企業の価値や信頼性を発信できるほか、社員のご家族にも「安心して働ける会社」であることを伝える機会となり、企業への理解や信頼をより深めることができます。
周年記念映像の活用シーン

周年式典・イベントで活用する
周年式典のオープニングやエンディングで上映することで、会場全体の一体感を高められます。創業からの歩みや社員への感謝、未来へのビジョンを映像で伝えることで、参加者の共感を生み、記憶に残る周年イベントを演出できます。
HPで公開・特設サイトと連動
周年特設サイトや企業ホームページに掲載することで、式典に参加できなかった方にも企業の歴史や想いを伝えられます。周年記念誌や年表などのコンテンツと組み合わせることで、企業ブランドの発信力をさらに高めることができます。
採用活動で企業文化を伝える
社員インタビューや仕事風景、職場の雰囲気を映像で伝えることで、企業文化や働く魅力をリアルに発信できます。文章や写真だけでは伝わりにくい社風や価値観を表現でき、求職者とのミスマッチ防止や応募意欲の向上につながります。
営業・商談で企業の信頼性を伝える
初めての取引先や商談の場で周年記念映像を活用することで、企業の歴史や実績、技術力を短時間でわかりやすく伝えられます。長年培ってきた信頼や安定性を印象づけることで、商談をスムーズに進める後押しになります。
成果につながる周年記念映像の種類
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ヒストリー型(沿革紹介)
ヒストリー型は、創業から現在までの歩みを時系列で紹介する、周年記念映像の代表的なスタイルです。創業当時の写真や映像、歴代の製品や出来事を交えながら、企業が歩んできた歴史をストーリーとして伝えます。長年積み重ねてきた実績や信頼を可視化できるため、社員や取引先、お客様に企業の価値をわかりやすく伝えられるのが特長です。企業の節目を記録として残しながら、ブランド価値の向上にもつながります。
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社員参加型(インタビュー・座談会)
社員参加型は、インタビューや座談会を通じて、現場で働く社員のリアルな声や想いを伝える映像です。経営層だけでなく、若手社員やベテラン社員など幅広い立場の声を取り上げることで、企業文化や職場の雰囲気を自然に表現できます。社員同士が語り合う様子や、仕事風景を織り交ぜることで共感を生み、社内の一体感やエンゲージメント向上にも効果的です。採用活動においても、企業の魅力を伝えるコンテンツとして活用できます。
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ブランドムービー型(未来ビジョン訴求)
ブランドムービー型は、これまでの歴史だけでなく、企業が目指す未来や社会への価値を映像で表現するスタイルです。企業理念やビジョン、挑戦する姿勢をストーリー性のある映像で描くことで、ブランドイメージをより印象的に伝えられます。映像ならではの演出や美しい映像表現を活用することで、見る人の感情に訴え、企業への共感や期待感を高めます。周年を未来への新たなスタートとして発信したい企業に適した映像です。
周年映像の事例紹介
周年記念映像は、企業ごとの目的や伝える相手によって、その表現方法もさまざまです。 ここでは、実際の制作事例を通して、周年映像ならではの表現や活用方法をご紹介します。
帝国チャック株式会社様
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創業100周年を迎えた帝国チャック株式会社様では、「創業者の想いを次の100年へつなぐ」をテーマに周年記念映像を制作。創業当時から現在までの貴重な写真や資料、イラストを活用し、100年の歩みを一つのストーリーとして構成しました。さらに、会長・社長へのインタビューを交え、受け継がれてきた企業理念や未来への展望も紹介。記念式典では当日の様子を編集したエンドロールも上映し、歴史と感謝、未来への想いを伝える映像となりました。
カモ井加工紙株式会社様
創業100周年を迎えたカモ井加工紙株式会社様では、企業理念「程」をテーマに周年記念映像を制作。工業用粘着テープから世界的なマスキングテープブランド「mt」まで、100年にわたり培ってきた歴史と技術、次の100年への想いを映像で表現しました。工場の風景や社員による人文字、ドローン空撮などを組み合わせ、周年ならではのスケール感を演出。企画からロケハン、撮影当日のディレクションまで一貫した制作体制で、企業理念と未来へのメッセージを印象的に伝えました。
周年記念映像制作を成功させるポイント

目的とターゲットを明確にする
周年記念映像を成功させるためには、最初に「誰に、何を伝えたいのか」を明確にすることが重要です。社員へ感謝を伝えたいのか、取引先へ企業の信頼を発信したいのか、採用活動に活用したいのかによって、映像の構成や演出は大きく変わります。目的とターゲットを整理してから企画を進めることで、伝えたいメッセージがぶれず、成果につながる映像制作を実現できます。
周年後の活用まで見据えて企画する
周年記念映像は、式典で一度上映して終わりではありません。ホームページや特設サイトへの掲載、採用説明会や営業活動、SNSでの情報発信など、さまざまな場面で活用できます。制作段階から二次利用を想定しておくことで、長尺版と短尺版を作り分けたり、用途に応じて編集したりと、より高い費用対効果を得られます。周年後も企業資産として活用できる企画を意識しましょう。
制作会社選びで確認したいポイント
制作会社を選ぶ際は、映像の品質だけでなく、企画提案力や周年事業への理解があるかを確認することが大切です。周年記念映像の制作実績やインタビュー・ドローン撮影などへの対応力、シナリオ制作の経験なども重要な判断材料になります。また、映像だけでなく、ホームページや周年記念誌など他の制作物と連携した提案ができる会社であれば、周年事業全体に一貫性を持たせることができます。
まとめ|周年記念映像を制作するなら活用目的から考えよう
周年記念映像は、企業の歴史を振り返るだけでなく、社員や取引先、お客様へ企業の想いや価値を伝え、未来へのビジョンを共有するための重要なコンテンツです。大切なのは、「誰に、何を伝えたいのか」という目的を明確にすること。活用シーンまで見据えた企画と、自社に合った映像づくりによって、周年という節目を企業価値の向上や次の成長につなげることができます。周年記念映像を、一度きりではなく長く活用できる企業資産として育てていきましょう。


